Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

宮崎 誠也

アメリカ

“シャイな日本人”ではなく積極的な日本人でいよう?

宮崎 誠也さん

教育学部 学校教育教員養成課程
留学期間:2014年9月~2015年6月
留学先:南オレゴン大学

留学先大学について

南オレゴン大学はオレゴン州とカリフォルニア州との州境に位置し、周りを自然豊かな渓谷や山、川に囲まれ、気候も日本と大差なく過ごしやすい土地にある。アウトドアスポーツが好きな人にとっては絶好のスポットであろう。私の印象として、南オレゴン大学はDiversityを重視しており、人種も混在しており、LGBTも積極的に受け入れ、留学生へのサポートも充実している大学であると思う。授業も、他の規模の大きい有名大学では不可能であるような、小規模クラスがほとんどであり教師と生徒との距離も近い。これは留学生にとっても非常にメリットとなるだろう。

学習面について

留学生は基本的に本人が希望するクラスであればある程度受講することが可能である。実際私も、教育学部の学生として留学していたが、教育学のクラスに加えてコミュニケーションや言語学系、アウトドアスポーツなど幅広い分野の授業を履修していた。信州大学にそのまま在学していたのでは学べない分野を学習できるのはとても魅力的であろう。学習環境も整っており、試験週間には図書館は24時間開放されているほどである。田舎町であるため騒音もそれほどなく学習には適している大学だと感じる。    

生活について

オレゴン州は税金がなく、スーパーで物を買うときに他州に比べて安くすむ。また、南オレゴン大学があるAshlandは比較的治安が良く、安心して暮らせるだろう。大学から徒歩で20分ほどのところにダウンタウン(規模は大きくないが)があるため、買い物外食や、バーなども十分に楽しめるだろう。 

留学で得たこと

得たことはたくさんあるが、行ったからこそできた発見でいえば、アメリカ人の国民性、文化・人種の多様性、日本への関心の高さ(特にアニメ・ゲーム)などが挙げられるだろう。人それぞれ感じ方も違うので国民性などに関しては完全に主観だが。向こうでは特に、限られた時間の中でどんな人とつるんでいるかによって得るものも変わってくると思う。日本人だけでなく違う国の留学生、留学生だけでなく現地のアメリカ人、学生だけでなく大人など、様々な人と関わることによって得るものを増大してゆくだろう。

後輩へのアドバイス

思いきっていろいろ挑戦して、楽しんだもん勝ちだと思います:)